襖(ふすま)の表面には絵画等が描かれた紙が張られますが、木枠(きわく)と表面との間には、
襖(ふすま)を補強するために、紙が張り重ねられています。これがふすまの「下張(したば)り」
です。下(した)張(ば)りには、新聞紙も使われました。
「いぐらの館(やかた)」に展示されている「襖(ふすま)の下張(したば)り」には、明治17年の新聞が
使われています。
Bいぐらの館(やかた)(旧中川(きゅうなかがわ)邸(てい))には、襖(ふすま)の下張(したばり)に使われていた、
明治(17)年の朝日新聞が展示されている。